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2008年 11月 19日

【結婚】 学歴別「許せる大学、許せない大学」

「10大格差」大学・学部別全データ(1)

バブル期のように、結婚の条件として「3高(高学歴、高年収、高身長)」があからさまに言われなくなった。本当に高学歴は、結婚に有利なのか。

「高学歴・高年収」はいいが、低年収だと……

<strong>【図4】</strong> MARCH卒でも年収500万円以下だと未婚率が5割を超える
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【図4】 MARCH卒でも年収500万円以下だと未婚率が5割を超える


 まず「年収900万円以上」を見てほしい。ひと目で「高学歴→高年収」の相関関係が見てとれる。MARCHクラス以上の男性のうち3割以上が、年収900万円以上に分布している。ここまで稼ぐ「高学歴・高年収」の男性なら、未婚率もグンと低くなる。

ただ「900万円未満」を見ると、意外な事実が見える。まずMARCHクラス以上の男性。比較的高年収の「700万~900万円未満」が29.7%、一方で500万円未満の「高学歴・低年収」も15.6%いる点は見逃せない。

では同じ「900万円未満」で、MARCHより下の男性はどうか。500万円未満が34.2%と3割を超える半面、500万~700万円未満が34.8%、700万~900万円未満も22.1%いる。とくに年収700万円を超える「低学歴・高年収」の男性なら、未婚率もかなり低くなる。つまり低学歴でも、妥協年収の500万円以上や理想年収の700万円以上稼げる男性は少なからずいて、その水準を確保できれば結婚市場でもそれなりに健闘できる、ということ。

さらに図1にあるように、大東亜帝国クラスの男性は、8割が自分の学歴が結婚に有利とは思っていない。私がこれまで100人以上の「独身王子」に取材してきた印象でも、低学歴の男性ほど「なんとかしないと」と、早い時期から積極的に「婚活(結婚に向けた活動)」に乗り出す男性が目立つ。

「一般に高学歴の男性はプライドが高く、断られても相手の女性のせいにする傾向が強い」とオーネットの岸野氏。「逆に成婚しやすいのは、低学歴など自分の弱みを素直に認め、想像力を働かせてマメに気遣いができる男性」だという。

たとえば、薬剤師の女性(38歳)と出会ったサラリーマンのAさん(36歳)。低学歴で年収は約600万円と彼女より明らかに「下」だったが、どんなに忙しくても毎日温かなメールを送り続けた。柔軟性があり、自分のことを話すより彼女の話を熱心に聞くことを忘れなかったという。結果、見事成婚に至った。

医大卒の美人女医(34歳)と成婚した工務店勤務(ガテン系)のBさん(36歳)も、無名大学卒。オーネット主催のパーティで彼女にひと目惚れし、すぐお茶に誘った。はじめは渋々応じていた彼女、でもBさんは仕事でどんなに疲れていても彼女を迎えに行き、素朴なプレゼントも欠かさなかった。「その気遣いが女性の心を射止めたようです」(岸野氏)。

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プロフィール

牛窪 恵

マーケティングライター

うしくぼ・めぐみ●1968年、東京都生まれ。大手出版社勤務ののち、2001年、インフィニティを設立。マーケティング、企業PRなどを手がける。近著に『独身王子は早く死ぬ?』(プレジデント社)、『草食系男子「お嬢マン」が日本を変える』(講談社+α新書)がある。

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