
元サラリーマンがなぜ家賃収入100万超のハッピーリタイアを実現できたのか
ルポ!「人生の選択」笑うアリvs泣くキリギリス【マンション1棟買い大家さん】
少し前まで一見平凡なサラリーマンだった。それが今は、早期退職後悠々自適の生活を送っている。
文=桐山秀樹 撮影=内山英明
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山田さんは1955年、東京生まれ。都内の国立大学を卒業後、紙関連のメーカーに就職。93年より不動産投資を始め、2006年念願のハッピーリタイアを実現。著書に『実録・サラリーマンの私にもできた! アパート・マンション経営』など。http://www2.wbs.ne.jp/~satosi/
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山田里志さんは少し前まで紙関係の会社に勤める一見平凡なサラリーマンだった。それが今は、東京都内のほか、長野県などに4軒の貸しアパートを経営、相模湾を見下ろす伊豆と宇佐美に一戸建てを所有。月額約112万円の家賃収入がある「大家さん」として、50歳で早期退職、自然に囲まれた宇佐美で悠々自適の生活を送っている。
「きっかけは、1989年に東京・多摩に購入した一戸建てのマイホーム。静岡に転勤が決まり、賃貸に出したんです」と山田さんは言う。社宅の家賃はタダ同然。今まで銀行口座から出ていく一方であった持ち家の負債が、お金を生む資産へと180度転換した。
「家賃という不労所得を得て、不動産経営に目覚めました。おかげでローンも5年後に繰り上げ返済できました」
これに味を占めた山田さんは、2番目の投資に乗り出す。母親の実家近くにある長野県諏訪市で83坪ほどの農地を相続、それがアパート用に適していると判断し、400万円の自己資金に2800万円の借り入れを起こして新築購入。だが、余剰金はほとんど生まれず、4室のうち1室が4カ月間空室になれば、わずかな余剰金すらもなくなってしまうことがわかった。さらに、静岡の社宅を出るとき同市内に2500万円の新築物件を購入してみた。が、これもいまだローンが残っており、投資として成功したとはいえない。
「今なら、絶対にやらない方法です。リゾート地には、バブル崩壊後から、中古マンションや旅館などが破格の値段で売り出されており、リフォームすれば、アパートに転用できる。新築よりはるかに効率がいいのです」
2度の失敗から、より効率的に投資をすることを学んだ山田さんは、大家業のコツを見出した。
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