
外資系企業の高給を捨てゴルフを楽しみながら優雅に過ごすネットトレード生活
ルポ!「人生の選択」笑うアリvs泣くキリギリス【資産運用レバレッジ・ライフ】
外資系で副社長を務めていた会社勤めから足を洗い、自宅でのネットトレードで生計を立てている。
文=吉村克己 撮影=向井 渉
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岡嶋さんは1955年、東京都生まれ。カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校材料科学修士号取得。1981年、三菱重工業入社。88年、京セラアメリカ入社。その後、GM、アルコアなど外資系企業を渡り歩く。
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「ベンツに乗りたがる人は早期リタイアに向いていません。カローラで十分。つまらない見栄やプライドがあると幸せなリタイア生活はできません」
東京都在住の岡嶋圭助さんは語る。
赤いカローラを愛用する岡嶋さんこそ実はベンツやポルシェなどを2~3台持つ条件を備えている。
かつて外資系の大手メーカーに勤めていた頃は取締役まで出世し、人がうらやむような高給をもらっていた。
つい最近、自ら退職した外資系の自動車部品メーカーでも副社長を務め、2千数百万円の年収を得ていた。
そんな高給をふいにして、いま岡嶋さんは会社勤めから足を洗い、自宅でのネットトレードで生計を立てている。運用資産は約1億円。外国債券をベースに残りの半分程度を株式で運用する。利回りは平均的に20%程度を維持し、今年の収益はいまのところ約2000万円に達した。
年初まではリート(不動産投資信託)に運用資産の9割ほどを注ぎ込んでいたが、そろそろ危ないと思い、今年1~2月にかけて、ほぼ売り切った。
吉村 克己
ジャーナリスト。1959年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。IT・ビジネス・経済・社会問題に関する記事を執筆。著書に『よくわかる介護・福祉業界』『全員反対!だから売れる』などがある。
武田薬品、富士通、資生堂……。経営者の知られざる素顔を描く。
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