
飯島 勲|御社がマスコミ取材で賑わう「六曜」手帳術
「リーダーの掟」
余計な機能を覚えることよりも物事の本質を見抜く努力をする。少々古臭くてもいいのです。
小山唯史=構成 小倉和徳=撮影
新型の手帳は廃棄したほうがよい
今回は手帳のお話です。
手帳をフルに活用すれば、戦略的な行動をとれるようになれます。その意味を、以下お話しさせていただきます。私自身が使っている手帳は、「衆議院手帖」です。衆議院の各議員事務所に、毎年暮れに配布されるもの。国会周辺の販売店にも置いてありますが、あまり数が発行されないので、すぐに売り切れてしまうようです。興味がある方は、自分の地域選出の国会議員事務所に問い合わせをしてみるのもいいかもしれません。この手帳は、ちょっと古いタイプで、世間にはもっと使い勝手のいいものもあるのでしょう。
しかしこの手帳には日付の横に六曜、つまり「大安」「赤口」「先勝」「友引」「先負」「仏滅」が記されています。
永田町周辺で働いている人間で、この六曜の記されていない手帳を使っている人がいたら、職務遂行能力について少々疑ってかかったほうがいいかもしれません。
皇室や国家の重大な行事は、原則として「大安」「友引」を選び、「仏滅」を避けて行われるのが原則だからです。
具体的に言えば、国会の開会、内閣改造、選挙の投票日など。天皇陛下の国事行為である国会の開会や内閣改造が、仏滅に行われることはまずありません。
昨年7月、福田総理の内閣改造の日程が大きな話題になりましたが、当時の自民党幹事長や大新聞が軒並み予想を外しました。多くの予想で一番有力視されていた日が“仏滅”だったのには驚きましたが。
六曜の観点から考えれば、日取りの候補は2つしかありませんでした。結果は、私の予想通りの8月2日。周囲に大変驚かれましたが、簡単な原理原則を踏まえれば、決して難しい判断ではありません。
私は年頭に手帳の「大安」「友引」「仏滅」に○を1年分、全部付けています。同じようにすれば読者の皆様にもおおよその予測ができたはずです。
経営者やビジネスマンも六曜の大切さを心得て、ぜひそれを戦略的日程づくりに活用していただきたい。
武田薬品、富士通、資生堂……。経営者の知られざる素顔を描く。
絶好調企業は必ず効果的な「朝礼」をしている!レポートはこちらから






























