一流社員が読む本
2009年 6月 05日

世の中の本質、変化を数字のドラマを読む

「10大科目別」勝敗を分ける勉強本150冊【会計・財務】

サブプライム問題に端を発した金融不安の原因として会計制度の指摘が相次ぎ、見直し論が飛び出している。

競争が行きすぎた欧米の時価会計は明らかに失敗だった

(1)『日商簿記3級 過去問題集』 中央経済社・編 中央経済社
…日商簿記3級試験の過去10回分の試験問題と解答・解説を収録。会計を学ぶための基本書。
(2)『シャウプ使節団 日本税制報告書』 シャウプ使節団・著 GHQ
1949年、米国の経済学者、シャウプ博士を団長とする使節団による報告書。戦後の税金政策の骨格となった。
(3)『ナニワ金融道』 青木雄二・著 講談社漫画文庫
…大阪を舞台に、マチ金(消費者金融)会社の社員たちと借り手の人間たちの人生模様を描いた作品。読者の絶大な支持を得る。
(4)『法廷会計学vs粉飾決算』 細野祐二・著 日経BP社
…「真実は、必ず決算書に表れる!」。公認会計士の著者が、主要な経済事件の不正の裏側を読み解く。
(5)『ヒルズ黙示録』 大鹿靖明・著 朝日文庫
…世間を騒がせたライブドアと村上ファンド。その真相と事件の舞台裏を緻密な取材と構成で浮き彫りにしたノンフィクション。
(6)『人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか』 水野和夫・著 日本経済新聞出版社
…90年代半ば以降、世界経済はIT革命とグローバリゼーションの進展で大きく変わった。その本質を解説する。
(7)『資本主義は嫌いですか』 竹森俊平・著 日本経済新聞出版社
…サブプライム危機は、市場原理主義にレッドカードを突き付けた。証券化問題などを考えるための好著。
(8)『格差はつくられた』 ポール・クルーグマン・著 早川書房
…なぜアメリカは、これほどの格差社会になってしまったのか。ノーベル経済学賞の著者が、ブッシュ退任後の米国へ示した処方箋。
(9)『ソロスは警告する』 ジョージ・ソロス・著 講談社
…市場経済への過度の依存が今日の危機的状況を生み出した。伝説の投資家ソロスが、現在の金融市場を分析し、提言を発する。
(10)『会社はだれのものか』 岩井克人・著 平凡社
…マクロ経済学者である著者が、会社とは何かをCSRや個人と組織の視点から考察。新しい日本型経営を探る論文・対談集。
(11)『財務会計論』 飯野利夫・著 同文舘出版
…日本の財務会計の代表的なテキストとして、理論的・実務的にも定評のある本。三訂版では、国際会計基準についても付記した。
(12)『アメリカ会計理論発達史』 桑原正行・著 中央経済社
…資本主理論と企業実体概念の関係から、20世紀初頭のアメリカにおける近代会計学の成立について詳細に考察。
(13)『会計破綻』 マイク・ブルースター・著 税務経理協会
…エンロン、そしてアンダーセンの崩壊――会計不信をもたらしたものは何か。会計の誕生と将来を追ったドキュメンタリー。
(14)『泥の文明』 松本健一・著 新潮選書
…行き詰まった欧米の「石の文明」に対し、共生の気質を育んだ農業・定住型の「泥の文明」の可能性を示す、独創的なアジア論。
(15)『国際会計基準戦争』 磯山友幸・著 日経BP社
…日本はなぜ会計基準国際化の波に乗り遅れたのか。コーポレート・ガバナンスなどの行方を見据え、経済記者が明らかにする。

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『考えるヒント』 2009年 11月 22日
『現代日本の転機』 2009年 11月 18日
『地中海』 2009年 11月 15日
『全脳思考』 神田昌典 2009年 11月 13日
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