達人のテクニック
2009年 6月 24日

澤上篤人―数字よりも「感情」で投資せよ

プロが指南!動乱時の投資、運用の新常識

必ずしも底値で買うことにはならないにしても、暴落後の買いは長期的に見て絶対不可欠なのです。

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本当に強い会社を見分ける方法とは?

<strong>さわかみ投信社長 澤上篤人<br>
</strong>1947年、愛知県生まれ。山一証券、スイス・ピクテ銀行日本法人代表などを経て、96年にさわかみ投資顧問(現・さわかみ投信)を設立。30年以上のキャリアを生かした独自の運用哲学のもと、個人投資家向け小口投資信託「さわかみファンド」を運用する。
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さわかみ投信社長 澤上篤人
1947年、愛知県生まれ。山一証券、スイス・ピクテ銀行日本法人代表などを経て、96年にさわかみ投資顧問(現・さわかみ投信)を設立。30年以上のキャリアを生かした独自の運用哲学のもと、個人投資家向け小口投資信託「さわかみファンド」を運用する。

昨秋以来の世界的な金融危機を受け、日本株も歴史的な暴落に見舞われました。しかし見方を変えれば、いまこそ自分の「好きな会社」を応援する50年、100年に一度の絶好機です。資金があれば、好きな会社の株ならいくらでも買っておきたいところです。

たしかに、今年に入っても株価の低迷は続き、暴落後に買った価格より現在の株価のほうが安いというケースもままあります。事実、さわかみ投信は買いにまわっていますが、現時点でとらえれば含み損が出ている銘柄も少なくない。

でも、10年、20年のスパンで見たら間違いなく株は上がっているでしょう。その意味では、必ずしも底値で買うことにはならないにしても、暴落後の買いは長期的に見て絶対不可欠なのです。

なぜ「株は上がる」のでしょうか。

いまの経済は明らかに不安定で、大多数の人は先行きに不安を抱いています。そのため個人は消費を減らす、企業は売り上げを落とす、生産を絞る、結果として失業が増える。こうした負のサイクルに陥っています。そんな状態は嫌で一刻も早く脱出したいと考えるのが人間です。だから、経済は必ず上向きになります。

その良くなる流れに乗って、自分も頑張って働いていくけれど、一方で自分のお金も上向きの流れに乗せていこう。それが長期投資の考え方です。

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