
【50歳】資産が減らない「鉄板運用プラン」
40歳・50歳・60歳 年代別マネー運用術を指南
定年まであと10年。50歳の人は、現在の貯蓄をあらためて見直したい。
ファイナンシャル・リサーチ代表 深野康彦 構成=有山典子
定年まであと10年。50歳の人は、現在の貯蓄をあらためて見直したい。
50代の金融資産保有額の平均値は1259万円(平成19年、金融広報中央委員会調査より)。手持ち資金1200万円ならまずは合格点。もっとも、これは貯蓄のない世帯を含んだ平均値で、貯蓄のある世帯だけの平均値は1554万円だ。もう少しがんばろう。
住宅ローンがある人は、まず繰り上げ返済を実行したい。住宅ローン金利より高い利回りを得るのは困難なので、ローンを減らすのは効果的な運用手段の一つだ。そのうえで、資産全体の4分の1程度はリスクのある商品を取り入れて利回りアップを目指す。日本株投信のほかに外国株投信を組み合わせるのがおすすめだ。銘柄選別ができるなら、一部は株式投資を行ってもよい。
50代の金融資産保有額で中央値(真ん中の値)を見ると、貯蓄のない世帯では610万円、貯蓄のある世帯では996万円だ。手持ち資金600万円だと、かなりの努力が必要。まずは住宅ローンを繰り上げ返済、残りはすべて元本保証の商品で運用し、全速力で積み立てを行う。投資信託の積み立てで、運用効果を高めたいところだ。
深野 康彦
ファイナンシャルプランナー
ふかの・やすひこ●1962年生まれ。独立系FP会社などを経て、2006年ファイナンシャルリサーチ設立。著書に『家計崩壊「見えないインフレ」時代を生きる知恵』。
武田薬品、富士通、資生堂……。経営者の知られざる素顔を描く。
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