【1】リッツ・カールトン・バリ事件
名門ホテルを襲った懲罰金10億円裁判の一部始終
「我々は何ら契約に違反していない」 マリオットとリッツ・カールトンを相手どった争いの火蓋が切って落とされた。
ノンフィクション・ライター 吉村清志=文 西川みこ=編集協力 ライヴ・アート=図版作成
スリアワン氏はリッツ・カールトンに警告文を送った。
「これは契約違反に当たる」
咎めるスリアワン氏のもとに、リッツ・カールトンから返事が届いた。
「我々は何ら契約に違反していない。これにご不満なら、どうぞ裁判を起こしてください」
その答えがスリアワン氏の決意を固めさせた。ここにマリオットとリッツ・カールトンを相手どった争いの火蓋が切って落とされた。
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