
【60歳】資産が減らない「鉄板運用プラン」
40歳・50歳・60歳 年代別マネー運用術を指南
職金を受け取った60歳。ここからは資金を使いながら運用する段階だ。
ファイナンシャル・リサーチ代表 深野康彦 構成=有山典子
職金を受け取った60歳。ここからは資金を使いながら運用する段階だ。
まずは、今後の方針を決めよう。「仕事を完全リタイアするのはいつか」「どこで、誰と何人で暮らすのか」「どんな暮らしをしたいのか」を十分に検討する。それまでは、退職金はとりあえず3カ月定期にでも預ければいい。
完全リタイアした後の老後資金は、60代で使うお金、70代で使うお金、80代以降で使うお金の3つに分けて運用する。分け方は“前厚型”がおすすめ。元気な60代のうちは活動資金が必要なので、資金全体の50%程度を充て、70代で使うお金を約30%、80代以降で使うお金を約20%に分ける。60代で使うお金は運用期間が短いので、元本保証型の商品で運用。70代で使うお金はローリスク商品、80代以降で使うお金は20年以上の運用期間があるのでリスクの高い株式などでハイリターンを目指してもいい。
元本を取り崩して使うのに抵抗がある、という人は、毎月分配型ファンドを活用する方法もある。1000万円程度を比較的低リスクの外債ファンドなどに投資すれば毎月の分配金を年金補完に充てることができるだろう。
深野 康彦
ファイナンシャルプランナー
ふかの・やすひこ●1962年生まれ。独立系FP会社などを経て、2006年ファイナンシャルリサーチ設立。著書に『家計崩壊「見えないインフレ」時代を生きる知恵』。
武田薬品、富士通、資生堂……。経営者の知られざる素顔を描く。
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