一流社員が読む本
2009年 9月 06日

『アメリカの終わり』

オリックス社長 梁瀬行雄

かつてネオコン(新保守主義)の論客だった著者が、同主義やブッシュの政策を批判している。

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『アメリカの終わり』 フランシス・フクヤマ著 講談社

アメリカの時代が終焉し、同国の行動が問われているという意味の日本語タイトルがいい。英語の原題は「岐路に立つアメリカ」だ。

2年前に上梓された同書だが、かつてネオコン(新保守主義)の論客だった著者が、同主義やブッシュの政策を批判している。単独主義的な行動より、国際的共同行動を選ぶべきとの主張だ。

同著者の『歴史の終わり』(上・下)も勧めたい。世界が自由主義と共産主義の戦いを経て、民主主義に基づく自由主義に収斂したという説だが、大きな反響を呼びベストセラーとなった。

今回オバマ新大統領が誕生したのは、歴史的な出来事。合わせて読めば、新大統領誕生の過程が理解でき、アメリカの今後進むべき道がわかるだろう。

■『アメリカの終わり』 フランシス・フクヤマ著 講談社

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